矯正すると虫歯がなくなる!?

基礎知識

2021.06.28

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歯並びと虫歯の関係

歯並びを治したい、歯の矯正をしたいと考える人の多くは口元のコンプレックスを改善させたい、しっかり食べ物が噛めるようになりたい、発音がしにくいので治したいなど、見た目や機能面で日常生活に支障をきたしているというのが主な理由として挙げられると思います。確かに矯正治療を受け一番わかりやすく変化が認識できるところは、歯並びが整い見た目が良くなったり食べ物を噛みやすくなったりという部分が大きいです。ですが歯並びを治すことでじつは虫歯や歯周病といった口腔内のリスクも低くなるということをご存じでしょうか?

どんなに口内環境に気を使い毎日しっかり歯磨きやケアをしている人でも絶対に虫歯にならない人はいないでしょう。虫歯や歯周病の原因はプラーク(歯垢)といわれるもので細菌と口の中に残った食べかすなどで形成された物質です。私たちは毎日歯磨きをすることでその虫歯の原因となるプラークを除去し口腔内を健康な状態に保つことができるのです。しかし歯磨きを丁寧に毎日していても、どうしてもみがき残しが生じてしまうもの。その磨き残しであったり、ブラッシングが行き届いてないところがプラークの温床となり虫歯の発生・侵攻を許してしまうのです。ではなぜ矯正をすることで虫歯や歯周病のリスクも減るのでしょうか?歯並びが良くなることで虫歯や歯周病を減らすことができる理由としては大きく2つあります。

1,歯磨きがしやすくなるという点です。
歯磨きがしやすくなりみがき残しやブラッシングしにくい箇所が減ることが理由に挙げられます。逆に言うと凸凹の歯並びでは歯磨きもやりづらく届かない場所にプラークが溜まっていき虫歯になりやすい環境になってしまっているのです。

2,唾液との関係です。
唾液の効果や作用はいくつかありますがこれも虫歯にとって大きく左右する要因となるでしょう。唾液には常に口の中を循環し歯の表面や歯間の食べかす、プラークを洗い流してくれる自浄作用という働きがあります。この自浄作用も歯並びがわるい箇所には当然唾液の流れも悪くなり十分な効果が期待できなくなります。その他にも唾液成分の中には抗菌作用をもち口の中の細菌の増殖を抑える働きや、飲食により歯の表面の溶けかかった組織を修復し虫歯を防いでくれる働きの再石灰化作用、飲食により酸性に傾いた口内のpHを中和させることで虫歯を予防する働きのpH緩衝作用などなど様々で、口腔内における唾液の働きは多岐にわたり影響を及ぼしていることが知られています。

凸凹の歯並びにより食べかすが詰まるばかりでなく、虫歯を予防してくれる唾液の作用も半減されてしまうのです。また、前歯が突出して唇が閉じにくい、常に口が開いてしまうという症状の人もじつは唾液の働きが悪いといえます。これは歯の凸凹だけではなく上下顎の噛み合わせ異常のケースにも当てはまりますが口がいつの間にか開いてしまう、口呼吸を日常的に行っている人などは常に口の中が乾燥している状態であったり唾液の分泌量の減少を引き起こす原因になったりします。口腔内の乾きや唾液が減少すると各作用、機能も低下するため口内細菌が増殖してしまうのです。

以上のようなことから、虫歯になってしまうリスクと歯並びの関係は大きく影響しています。日々の歯磨きやオーラルケアは虫歯や歯周病予防に勿論大事ではありますが、矯正治療で歯並びを整える、正常な噛み合わせをつくることによりその予防効果を更に高めることができるのです。とはいえ矯正治療をしたから虫歯にならないという事では決してありません。おそらく虫歯予防のために矯正を始めたいという人はごくわずかだと思います。しかし口元にコンプレックスを抱いて悩んでいる人や噛み合わせが悪く物が噛めない、自然に発音できず困っている人々が矯正治療をし、大きな問題を改善することができた上に以前よりも虫歯になりにくくなれば、よりやってよかったと思えるのではないでしょうか?

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