「MFT」ってなんのこと?

基礎知識

2021.09.03

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歯並びや噛み合わせは、生活習慣や癖などが影響していると考えられています。歯並びを整えるには、歯並びに悪影響を及ぼすといわれている舌癖や指しゃぶり、口呼吸などの癖を改善し、口まわりの筋肉・唇・舌などのトレーニングを通して、正しく舌や唇を使うようにすることが大切です。

口腔筋機能療法(MFT:Oral Myofunctional Therapy)は、口まわりや歯並び、周囲の筋肉のバランスを整えるトレーニング方法です。発音や食事の際に、正しく舌や唇を使えるようにトレーニングします。このMFTトレーニングは、矯正治療後の後戻りなどを防ぐ効果もあるため、矯正治療のメンテナンスとともに行います。

歯並びが乱れる主な機能的障害

1,指しゃぶり

2,舌突出癖

3,口呼吸

4,舌小帯が短い

5,歯ぎしり、食いしばり

6,片咬み

7,爪咬み、唇咬み

8,ほおづえ

9,うつぶせ寝、横向き寝

10,早食い、丸呑み 

安静時の舌の正しい位置と正しい嚥下

安静時の正常な舌の位置とは、舌の先を※スポットとして位置につけ、舌全体が上顎に軽くふれている状態をいいます。物を飲み込む時には、上下の奥歯を軽くかみ合わせ舌全体を口蓋(上顎)に強く押し当て、お口の周りの筋肉は緊張させずに飲み込みます。

これに対して舌癖のある人の舌の位置は安静時に舌の先が下顎の前歯の裏側や低い位置にあり、物を飲み込む時には舌を上下の歯の間に突出させたり、お口の周りの筋肉やオトガイ筋(顎の辺りの筋肉)を強く緊張させます。

舌、唇、頬の筋肉のバランスと上下的に歯がしっかりかみ合っていることによって、矯正治療できれいに並べた歯列を維持することができます。その為にトレーニングが必要になるわけです。

トレーニングの目的

・ 安静時の舌の正しい位置を覚える

・ 舌、唇、頬など口の周りの筋肉の力を強化する

・ 正しい飲み込み方を覚える

トレーニングの方法(一例)

ディップアンドスティック

  1. スティックをお口の前で垂直に持ちます。
  2. 舌を前方に突き出し舌の先を尖らせて舌とスティックの両方で3秒間押し合います。
  3. スティックを離して力を抜き、唇を閉じて休みます。

スポットポジション

  1. お口を大きく開け、鏡を見ながらまずスティックをスポットに軽く当てて5秒数えます。
  2. スティックを外し舌の先をスポットにつけて5秒数えます。
  3. 上記を交互に5~10回くり返します。

トレーニングは一日5分程度、毎日継続することが大切です。 自然に正しい動きができるようになればトレーニングは終了になります。

少し専門的な内容になってしまいましたが、こういった専門的な知識、技術を習得され、診療科目に取り入れている歯科医院さんもあります。医学で東洋医学、西洋医学、漢方など様々な考え方があると同じに、矯正治療にも様々な考え方が存在します。なにが正しいかではなく、何が自分にあっているかをカウンセリングでよく歯医者さんとご相談されることをお勧めいたします。

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