Functional Appliances (機能的矯正装置)

主に患者さんの口腔周囲筋や咬む力などの筋肉の力を利用した可撤式の機能的矯正装置です。不正咬合の改善や顎の骨の成長促進をするために用いられ、咬合状態や治療目的に応じて様々な装置が考案されています。代表的なものにアクチバトール、バイオネーター、ビムラー、フレンケルなどがあります。

401
アクチベータ

アングルII級、およびアングルIII級の改善に使用する

402
エラスティック
オープンアクチベータ

1.アングルⅡ・Ⅲ級の改善に使用する(どちらの歯列にも使用できるがその場合上下の設計が逆になる)
2.口唇圧を取り除く
3.前歯の軽度な叢生を改善する
4.歯列の拡大をする

403
バイオネータI

1.標準型はアングルⅠ級とアングルⅡ級Ⅰ類の改善に使用する
2.開咬型は開咬症例の改善に使用する
3.機能異常を伴う顎関節症の患者にも応用される

404
バイオネータII

1.アングルⅡ級の改善
2.上顎の前歯を挺出させる
3.拡大ネジを組み込むことで、緩やかな拡大をすることができる

405
バイオネータIII

1.アングルⅢ級の改善
2.上顎前歯の軽度の叢生の改善
3.軽度の拡大
4.上顎の口唇圧を緩和し、後戻りを防止する

407
ビムラーA

1.上顎前突の改善
2.上顎前歯の軽度の叢生の改善
3.歯列の拡大

408
ビムラーC

反対咬合の改善

409
フレンケルI

1.機能的矯正装置の一種で、混合歯列期初期の動的矯正治療に使用する
2.アングルII級I類の症例に適応し、基本的には就寝時に使用する

410
フレンケルII

1.機能的矯正装置の一種で、混合歯列期初期の動的矯正治療に使用する
2.アングルII級II類の症例に適応し、基本的には就寝時に使用する

411
フレンケルIII

1.機能的矯正装置の一種で、混合歯列期初期の動的矯正治療に使用される
2.アングルII級II類の症例に適応し、基本的には就寝時に使用する

412
フレンケルIV

1.機能的矯正装置の一種で、混合歯列期初期の動的矯正治療に使用する
2.開咬の症例に適応し、基本的には就寝時に使用する

413
ツインブロック

主にアングルII級の改善

414
BJA

415
トイッシャー

アングルII級の改善

416
アクチベーター with Tube

417
ムーアプライアンス

主に反対咬合の改善に用いる

418
ムーシールド

主に反対咬合の改善に用いる

419
ハーブスト アプライアンス

アングルII級の改善に用いる

501
オーラルアプライアンス
(ソフトタイプ)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)用口腔内装置として使用する


                        

505
バイオブロック
ステージI(Upper)

1.自然誘導成長法に基づき、顎の自然な発育を促すための拡大に使用される
2.歯並びだけではなく、顎の成長も一緒に正しい位置に誘導するので咬み合わせの治療も可能である

506
バイオブロック
ステージI(Lower)

1.自然誘導成長法に基づき、顎の自然な発育を促すための拡大に使用される
2.歯並びだけではなく、顎の成長も一緒に正しい位置に誘導するので咬み合わせの治療も可能である

507
バイオブロック ステージII

1.バイオブロックステージI使用後の保定目的として使用される
2.アクチベータのステージIIIと併用されることが多いが、昼間などその装着が難しいときにも使用される

508
バイオブロック ステージIII

1.アクチベータの役割をもち、下顎の前方への成長促進と上顎前歯部の最終的な配列に使用される
2.ステージIIと併用されることが多いが夜間は、できるだけステージIIを使用することが望ましい

509
バイオブロック ステージIV

最終的な保定装置として用いられる

510
ベスティブラー
アプライアンス

Vestibular Appliance

406
バルター

1,アングルⅡ級の改善
2.頬筋の圧を緩和する
3.拡大ネジを組み込むことで、緩やかな拡大をすることができる

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