年頭所感

皆様あけましておめでとうございます。

昨年を振り返りますと、ポストコロナ・脱マスクが日常化し、当業界の事業環境は緩やかに成⻑を続けております。当社におきましては、株式上場企業としてはじめての 1 年を経過し、変化に富んだ年でした。当業界の更なる活性化や⻭科技工士地位の向上を目論み上場を志したわけですが、上場したメリットは計り知れないものです。その一方で社会的責任も痛切に感じています。

昨今の IT 技術の累乗的発展は、当業界にも大きく寄与しており、製造過程におけるツールは従前と比しても大きな変貌を遂げております。⻭型の採得方法が従来の粘土質な材料から、口腔内を連続撮影するスキャナの採用により5分程度に短縮され、またデータ化した口腔を短時間に模型化できる3D プリンタの普及等、高効率かつ高付加価値化を実現しています。

また本年は、海外事業拡大の飛躍の年になると期待しております。上述製造過程のデジタル・トランスフォーメーション化は私たちのドメインを大きく広げることを助けます。北米をはじめ、アジア・オセアニア地域のニーズは高く、日本国内マーケットの 80 倍の規模といわれるグローバル矯正装置マーケットに挑んでまいります。

“勇往邁進”

何事にも恐れず、臆することなく突き進んでまいります。
みなさまにおかれましては、創業 42 年目の当社を引き続きよろしくお願いいたします。

2024 年新春
株式会社アソインターナショナル
代表取締役社⻑ 阿曽 敏正

2024年1月9日